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エッセイ 「私とADA」皆様からの”ご応募作品」神奈川県 S.K様

私とADA

それは近いようで遠い存在。
初めて目にした時、価値も良さもわからなかった私がいつの間にか吸い込まれていた。

アクアリストが求めているもの、追求した先に出来た物がADA商品なのだと思う。
まだ、3ヶ月しかアクアリウムに触れていないがその魅了の虜になっている。
綺麗さ、使いやすさ、かっこよさ、どれを取っても飛び抜けているが私が虜になったのはそんな表面的な価値ではなく、天野氏の自然をこよなく愛し追求してきた先に生まれたものだからだ。
大自然を水槽という小さな箱の中で表現するにはガラスという1枚が邪魔な存在になる。
作り上げた自然を維持するためには多種多様な人の手を入れなければいけない。
それらが全てADA商品に詰まっていると私は思う。

私も自然が大好きだ。
ADAと巡り会わせたのは必然だったのかもしれない。

手元に商品はあるがその商品を最大限に支えているのか。
いや、まだ経験不足、知識不足で自然にはほど遠いだろう。
しかし、透明度の高いガラスに自分の作り出したものは
紛れもなく小さな自然だろう。
植物が育ち、生き物が泳ぎ、目に見えないサイクルが絶え間無く回っている。

その小さき世界を最大限に引き出すことができるのがADA。
いつかは一手で作り上げた造形物としてではなく
“自然“を作り上げていきたい。

ADA
それは物としては所有しているが、その思いはまだまだ深く遠いものだ。

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