第四幕
三日と明なき懇願して、要約妻も根負けうるさい夫を黙らせるのは許す事と悟ったに違いない。紆余曲折して我が家にADA製品が追加された。
ES-600、グローライト、などを購入したことは鮮明に記憶していますが、その他は定かでない。当時は時々お小遣いの範囲で小物は追加していと思います。
さて、ES-600には相当思い入れがございます。当時の他社製品とは一線を画す
仕様で、なんと言っても機械(マシーン)そのもので、ステンレスボデイーに
渋めのADA仕様Iwaki製MDポンプが取り付けられていました。
男達は道具に拘る生き物だと知るメーカーの販売する製品は“男心をそそる”
驚くことに、現在でも基本仕様は変更されていません。有り難い事に当店で“二十数年経てもNOトラブル現役稼働致しております。
堅牢にして品質は確かな製品としての触れ込みは間違いない事を証明している。
この段階で既に酩酊状態に陥った私は、次なるターゲットに標準を定める。
そうです、天野尚氏に直接お会いしたいと恋焦がれる乙女の様に悶々とした日々を過ごしていたある日の事、まさに青天の霹靂として念願成就の時を迎える機会が訪れた。
AJ(アクアジャーナル)にて衝撃的なタイトルが目に飛び込んでくる
「天野尚と行く新潟ドリームツアー」
会ええええええる 会える 天野さんに 会えるツアーってなんだと
紙面を食い入る様に読み込んだ。
参加要項を確認した際に「ADA製品のパッケージタグを集めてご応募」と明記して有ることに気づく、「なるほどおもちゃの缶詰」やなと納得した。
一瞬簡単と思考が働くが、事の重大性に気付くのはそれほど時間が掛らない
完全ポイント制なる条件付き ここで記憶を辿り説明させて頂きます。
当時製品パッケージフタの部分に製品名が印刷されていた物を集めて各種製品毎にポイントが付与され応募点数を満たす事で参加できる企画でした。
何がなんでも参加が目的でしたから、ADA社の応募基準を満たす事に
“全集中” この時代から使われていたフレーズ
ほどなく、家庭不和を乗り越え我がままを通す事で無事応募完了
以降妻とは冷戦状態に突入
さて今後、私達夫婦の行方は如何に 次号に続く
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