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エッセイ エッセイ募集に先駆けて 「私とADA」 Vol.3

第三幕

もう私は天野尚氏の虜になった。
さすが元プロ競輪選手全体的に筋肉質で一見すると、とても繊細な水景など制作する男とは程遠い風貌です。
 それからと言うと、ADAは天野尚となりすべてのADA製品が気になりましたけど、そこは全部無理とあっさり諦めていましたが、せめて60cm水槽だけでもと思い定番の60cm水槽を購入しました。
何故か友人が訪れていたSHOPではない当時自宅から一番近い販売特約店に赴き購入させて頂きました。
その水槽が、私にとって初めてのADA製品となりました。
自宅に運び“儀式の開始”ただ水を張ってEHEIM 2213を空回し
NISSO の蛍光灯を点灯しながら横になり、ADA製品カタログを手前に置いて揺らぐ水面を時間忘れ眺めていました。
多分妻は正直呆れて言葉を交わすことなく、ただ熱病に掛かった夫を静かに見守っていました。
熱病の私と言えば、当時営業職で外出が多く時間がある程度自由になり、県下の
営業エリアのアクアショップ巡りがスタートする事となる。
特にADA販売特約店の集中訪問をしていた気がする。
それぞれのSHOPさんに展示販売されていた各種のADA製品を眺める日々がその頃には訪れていました。仕事は真面目とは言い難く
仕事を“さぼって”のSHOP訪問していた事は既に時効なのでお許しを頂戴したい。
ただ眺めるだけの我慢の日々は長くは続かない“我慢は毒だ”と自分なりの解釈で、ある日の夜に勇気を出して妻に相談しました。
まさに清水の舞台の到来です。
お願い事は優しく丁寧に説明するのが正攻法で、猫なで声「ねねぇ~おお願いが」
妻は、百戦錬磨一言「駄目」私を完全に掌握しております。
普段ならここで意気消沈となるところですが、今回は清水の舞台です。
一世一代の大勝負目を潤ませて、「ADA製品のSETがどうしても欲しい」
「お願いだから、一生のお願い」もうこの時点では駄々をこねる子供
さて、大きな子供の行方は次号に続く

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