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エッセイ エッセイ募集に先駆けて 「私とADA」 Vol.1

「私とADA」 第一幕 
  
※誤字、脱字、乱筆などご容赦願います。

 
ADA との出会いは、遡る事25年前に友人が始めたアクアテラリウムに辿り着く、当時輸入車販売業を営んでいた友人が自社店舗に突然大型魚水槽を設置した事からこのお話は始まります。その友人は私が思う所、常に“新しい刺激を求めている様な生活を望んでいる気がした。当然こだわりの強い友人の水槽には見事なまでのアロワナが優雅に泳いでいたことを今でも鮮明に記憶している。
時々友人の店舗にお邪魔して、他愛のない話で盛り上がっていました。
 ある日のこと、友人から“今度テラリウム始める”と唐突に言われ正直私は戸惑いましたが“何テラリウム”という感覚になり、少しばかりの興味が芽生えた。
当時の私は世間一般的に働き盛り“新婚”ときて、様々独身時代の趣味から遠ざかる日々を過ごしていました。
数日が経過して、友人の店舗に忘れもしませんニッソーハイドロカルチャーの水槽が鎮座しておりました。投げ込みポンプ分水器から延びる数本のパイプがやけに魅力的に映る。流木や石などを巧みに合わせてその水槽は既に完成された装いにも見えました。レイアウト上部より滴る水滴に引き込まれ、友人の話声が聞こえないほどに魅了された。その時“心の声が響いた凄いな これ” 
 そんな時に、友人が行きつけのアクアショップに私を誘った。
理由は一緒に愉しむことを目論んでいる事は明白でしたが、経済的にも余裕が無いけど興味が自制心を上回り自然に行動を共にした。
車で移動して30分ほどで行きつけの飲み屋ならぬ“アクアショップに到着しました。これが初めてのアクアショップデビューとなりました。
店舗に入店して直ぐに目に飛び込んできたのは、沢山の水槽と器具見るものがすべてに新鮮に映りました。友人は既にその店の常連客で、何も知識のない自分がそこにいました。熱帯魚販売棚や少しばかりの水草水槽店内は生暖かい野菜の香りが漂い正直私には時間が持たない状況になりました。
 そんな暇を弄ぶ時に、「運命の出会」が訪れました。
それは、何気に平積みに置いてある※アクアジャーナルとの出会いに他なりません。表紙には美しく生い茂る“ボルビティス”が一瞬にして私の心が揺さぶられ感動して興奮して驚いていました。“なんなんだこの世界は”
※AJ 1995Vol 17特集 侘び、寂びの世界 第一幕 シダ
800文字では収まらないので次号に続く

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