たったひとつのガラス水槽の中で、美しい自然を表現する。
自分自身が手をかけることにより、創造の神になることができる。
それがネイチャーアクアリウムの究極の魅力です。
魚や水草の美しさ、配置のバランス、水のゆらぎ…。
盆栽や写真、絵画に通ずるアート性もあり、総合芸術とも言われています。
シチュエーションを変えて短期的に楽しむこともできれば、
10年、20年と長期にわたる変化を楽しむことも。
水と人とを結ぶ、癒しの世界を覗いてみませんか?
ネイチャーアクアリウムを始めたきっかけは、友人の影響でした。友人が作る水槽にとても癒され、魅かれたんですね。自分でも作ってみようと、器具や水草を買うためにいろんなショップに足を運びました。そのとき、たまたま一冊の本と出会い、あるページをパッと見て驚きました。「これ、本物? 何!? この世界観は!」。そこに掲載されていたのは、美しいネイチャーアクアリウムの写真。そのときの感動は今でも忘れません。作者は、天野尚(たかし)という名前でした。ネイチャーアクアリウムの第一人者です。もともとは競輪選手で、稼いだお金をカメラと水草に全て投資。世界の熱帯雨林で写真撮影し、自身の体に自然を染み込ませます。「小さな自然を愛せずして、大自然を語ることはできない」。彼の代表的なキャッチフレーズです。それをひとつの形として表現しているのが、ネイチャーアクアリウムなのです。
その後、趣味でネイチャーアクアリウムを続け、天野氏に出会えるチャンスがやってきます。商品ラベルを集めて応募する「天野尚と行くネイチャーアクアリウム・ドリームツアー」です。新潟での1泊2日、いろんな話を聞きました。彼の世界観を伝える店を作ろうと腹を決めたのです。当時、この世界観を明確に表現できる店は、愛知県には1軒もありませんでした。収益よりも、まずはネイチャーアクアリウムの魅力を多くの人に伝えたい。そう思い、プロショップで修行をお願いしたところ、将来、ライバルになるかもしれない私を、快く引き受けてくれました。1年の修業を経て、いよいよ店のオープンへとたどり着きます。様々な方に支えられながら無事オープンする事ができました。
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